2014年8月20日水曜日

ジェネリック医薬品とは?

「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」は、「新薬(先発医薬品)」の特許が切れたあとに販売される、新薬と同じ有効成分、同じ効き目の価格の安いお薬のことを言います。


日本は医療制度は世界でもトップクラスに充実しています。
歯医者も保険が効くのは日本くらいなもの。
外国では歯医者は実費。救急車も有料。病院の治療費も高いのが普通です。

海外で生活していて、日本の医療がいかに優れているか痛感します。

しかし薬に関しては日本は世界でもトップクラスに高いです。
今やジェネリック薬も浸透してきていますが、日本人はオリジナル薬にこだわって実際はジェネリック薬をあまり利用していません。

海外ではジェネリック薬は当たり前に利用されています。
オリジナル薬の半額以下で買えるので、お金のない人たちには非常に助かります。

普及率はアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツと何れも60%を越えているが、日本におけるジェネリック薬の普及率は20%程度だそうです。

インドはジェネリック薬大国で、ジェネリック薬を作っている製薬会社も多く、オリジナル薬の特許権も無視して勝手にジェネリック薬を作っています。

それは貧困国にとっては安価な薬が手に入るのは非常にありがたいですが、オリジナルを作っている製薬会社はインドのお陰で損害が出るので国際問題にもなっています。

基本インドは国内需要の為のジェネリック薬なので、国外に持ち出しは禁止だそうです。しかし、そんなのを無視して諸外国で発売されています。

タイも基本インドの薬の輸入は禁止されていますが、名目だけで実際は多く流通されています。薬局でも表立っては売れてないので隠してて、お客さんの要望があれば出すという形で発売しているところもあります。

今のところインド発送をメインにしている個人輸入業者が少ないのは、上記の理由もあります。
個人輸入業者で香港発送、シンガポール発送としているところは、インドから大量に薬を買い付けて在庫を抱えて発送しているでしょう。
これは個人輸入業者としては在庫抱えて販売してるので違法ですが、それも日本側からは取り締まることもできず当たり前に発売されています。
しかしそうでもしないとインドの薬は手に入りません。

安いインドジェネリック薬は安いですが品質はやはりオリジナルより劣る傾向にあります。
全く同じ主成分でも他の添加物や形状により、薬の溶ける速度や有効成分の吸収が変わる
ことがあります。
ジェネリック薬はいろんなメーカーが作っているので、効き目が自分に合ったものを選ぶ
のが良いでしょう。

ちなみにリデュースもリダクティルのジェネリックです。

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