2015年3月10日火曜日

ダイエットの豆知識:薬の摂取時間と消化吸収

ダイエットを効果的に行う為に、ダイエット薬を併用することもあります。



食欲抑制剤で話題になったシブトラミンが入った「リデュース」は、目に見える効果があるので、非常に人気の薬でした。

現在は入手困難になっており、日本でサノレックス(マジンドール)がほぼ同じ効果の薬ですが、処方薬の為非常に高くつきます。

リデュースは一日一回午前中に飲むのが効果的で、私も飲んでいましたが、朝軽く食事をしてから一錠飲むと、その日は昼も晩もご飯食べずでも大丈夫でした。
空腹時に飲むほうが効果が高いと言いますが、やはり薬なので胃や肝臓を守るためにも少しは食べた方がいいです。

副作用もほとんどでなかったので、自分の体質に合っていたのかもしれません。
リデュースに依存する人が多い中、私は今はもう飲んでいません。


摂取した脂の吸収を排出するゼニカルは今でも人気の薬で、こちらは食前または食後すぐの摂取が良いです。
薬の成分は吸収されずほとんど排出されるので副作用はないと言われています。
食べた脂がそのまま出るので、おならをしたつもりが脂が出て下着を汚すという別の意味の副作用があります。(^-^;

さらに栄養分まで排出しますので、ゼニカルを飲んでから数時間後にビタミンを摂取する必要もあります。

ゼニカルはスイスの会社の薬ですが、タイやマレーシア生産があります。成分は同じですが、マレーシア産が何故かタイより安いですね。
マレーシアやインドなど他の国では、成分のオルリスタットが入った類似品(ASLENE、ZYTRIMなど)も多数あります。効果も同じで安くオススメです。


代表的なダイエット薬はリデュースゼニカルですが、他に悪玉コレステロールを排出したあり、むくみをとったりする薬もあります。
コレスチミド・コレスチラミンは以前紹介した薬ですが、高コレステロール血症の人向けの処方薬なので、ダイエット目的だけで飲むのは危険です。


薬は食前、食間、食後、就寝前の時間や、飲み合わせ一日の摂取許容量、摂取時間の間隔など、飲み方には細心の注意が必要です。


食前は、食事の30分くらい前のことです。食べ物や胃酸の影響を受けず素早く吸収させたい薬や、糖尿病の際に食事で高くなる血糖値を下げるための薬は、食前に飲む必要があります。


食後とは、食事が終わって30分以内のことです。胃の中に食べたものがあるため、胃への刺激が少なくなります。食後の薬は飲み薬の中で最も多いです。
主に空腹時に飲むと胃を荒らす薬などは食後に飲みます。
食欲がないからと薬を飲まないと、薬の成分の血中濃度が低下し、薬の効果が得られません。特に抗生物質の場合、飲み忘れると菌が薬に耐性を持ち効かなくなる危険性があるので、必ず決められた期間は飲み忘れのないようにしましょう。
ほんの少しでも食べてから薬を飲むことで胃の粘膜を守ることができます。牛乳は胃の粘膜を守ると言われていますが、その後の腸での薬の吸収も悪くなることもありますので、乳製品を飲み合わせが悪い薬には注意しましょう。
また、糖尿病の薬では食事をとらないで飲むと、血糖値が下がりすぎて危険です。

食間とは、食事と食事の間です。食事を終えてから約2時間後が目安です。
空腹の状態で飲むと吸収が良い薬や、胃の粘膜を保護するための胃腸薬などは食間に飲みます。
タイで下痢の時によく飲むカーボン(炭)の薬は、他の薬の成分を絡めとって排出してしまうので、食間に飲みます。ゼニカルも飲んだ後は、食間にビタミンを補給しましょう。

ちなみに食事中に飲むのが食間ではありません
私も最初は食事中なのかと勘違いしていました。笑


食べ物やサプリと違って薬は副作用が危険なので、自己判断で飲まず必ず服用の注意を守りましょう。

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